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20150619

梅干し2015その1

千川のよく行く八百屋にて、
「これなら安く出せるよー持ってってよー」
その瞬間、モモキュンソードの「キュ~ン✖1」があたしの頭に鳴り響いた。
待ちに待った梅干しのシーズン到来である。
今年は白加賀梅の青梅を8kg購入。(¥250/K也)
これを粗完熟状態まで待ち、先週中に漬け込んだ。

そして今日の夕方、要町の八百屋でB級品の南高梅(¥200/K)と出会ってしまった。
その瞬間「キュ~ン✖2」があたしの頭に鳴り響いた。
その南高梅をじっくり品定めしていると、八百屋のおじさんがこう言った。
「それより安いのあるよ」
その瞬間「キュ~ン✖3」があたしの頭に鳴り響いた。
もう大当りを引いたも同然ではないか!!
そしてその梅の値段を聞いて「極7」の大当りは確定した。
何と、そのB級南高梅は¥500/10K だったのである。
多少の潰れ、シミ、シワ、カビ、未熟、アバタなどはあるにせよ梅干しにするのだから何の問題もないとあたしは群がる町民たちを押し退け即購入した。
万人が美しいと祭り上げるものは皆高いのが世の常である。
「多少の潰れ、シミ、シワ、カビ、未熟、アバタ」
あたしは時としてこのような不細工者たちが好きだ。こやつらを美人梅干しに仕込み、長者たちを「キュ~ン」と言わせてやりたい。

「ひっひっひっ、このアバタ梅娘たちでひと儲けさせてもらうでぇ~ひっひっひっ…」

少し冷える梅雨の夜、女郎宿の性悪女将のような笑い声が池袋にこだました。
(つづく)